長崎県「佐世保市総合防災訓練」に参加9/1

報告者：大隈 隆雄、直木 隆一郎、渋谷 香奈

　9月1日の「防災の日」には、毎年「佐世保市総合防災訓練」が開催されます。
　陸上自衛隊相浦駐屯地を会場に雨の降るなか、消防や警察・自衛隊や米海軍など45団体、約1,000名が参加し、30項目の訓練が実施されました。

　私たち防災士は、佐世保市社会福祉協議会の「災害ボランティアセンター設置訓練」に参加しました。佐世保市社協が協定などを交わしている団体や関係機関、学生や一般のボランティアなど、災害時には集結する予定のメンバーとの顔合わせをする貴重な機会でもあります。

　事前打ち合わせから、ボランティアセンターの立ち上げ、ボランティアの受け入れ訓練など一連の訓練を行った後は、反省点の振り返りなどの意見交換も行いました。
　また今回は隣接する平戸市で活動をしている「平戸市防災ネットワーク」の防災士も視察を兼ねてご参加くださり、災害時には同じ地域だけではなく、近隣地区同士でも繋がるためにもあらゆる団体と共に訓練に参加することの意義も再確認できました。

　昨今「災害ボランティアセンター」の運営について、防災士が担うケースも全国的に増えて来ていることから、コーディネーションスキルの向上にも重点を置く必要があることも認識しました。来年9月1日の総合防災訓練では、よりよい訓練となるよう反省点を踏まえてブラッシュアップし準備を整えたいと考えています。