2022/09/22
福岡県那珂川市 台風14号への対応 成竹区自主防災会 9/18、19
天野 時生(福岡県防災士)
大型台風14号の襲来に伴い、被災された方々に心から御見舞い申し上げます。
私の居住する福岡県那珂川市においても大型台風14号への警戒が叫ばれていました。成竹区自主防災会(私は副会長)では気象情報を注意深く見ながら16日に各戸に防災情報を配布し警戒を要請、18日の朝9時、公民館に自主避難所を開設し避難を呼びかけました。
13時に高齢者等避難(レベル3)17時に避難指示(レベル4)が自治体から発令される中、昼過ぎに1人、15時過ぎに1人、17時過ぎに1人と3人の方が避難され、台風の動きを注視しながら区内パトロール、警察等関係機関との連携、避難所運営を行いました。
そして、台風は19時頃、鹿児島に上陸し、那珂川市も暴風警報が発令されました。
今回の台風は大型でこれまで経験したことのない特別警報級と言われ、最大限の警戒を求められました。
はたして、日付が変わって明け方の3時に柳川市、4時に佐賀県鳥栖市、そして、那珂川市の東側、真横を通過していきました。ただ、時折、強い風と雨音はありましたが、大きな被害がなかったのは幸いでした。
しかし、その後、各種警報や避難指示等は解除されましたが、吹き返しが強く、庭先の植木が折れたり、夜まで風雨が強く続きました。
今月は5日から6日にかけて台風11号が襲来し、2回目の対応となりましたが、自主防災会の動きもよく、区民の方々に安心して避難所に来ていただきました。
今後、まだ台風や大雨は発生するでしょう。命を守る防災・減災の取り組みを行っていきます。