2022/10/28
京都府宇治市 令和4年度宇治市総合防災訓練『タイムライン作成』『避難所福祉エリア展示啓発』活動報告 10/23
京都防災士works代表 松本紀之
日時:令和4年10月23日(日)09:00~12:00
場所:宇治市立木幡中学校 グランド・体育館・第2体育館にて
深夜帯に数時間降雨がありましたが、当時の朝は、快晴の日本晴れでした。宇治市在住の防災士有志が中心となり本番まで、市の危機管理室よ打ち合わせを密に行い無事に迎えることが出来ました。
我々防災士の訓練担当は、地域の自主防災リーダーや自治会の市民参加者に『タイムライン作成』の担当依頼を受けました。場所は、第二体育館を全体を使う広さです。
『タイムライン作成』だけに使用するにはスペースが余るので、オリジナル企画として隣の体育館では解説訓練をメインに行っているので『避難所福祉エリア』の必要性を感じて頂く等に実物展示並びに体験を加えたブースを実施しました。
通常の避難所においても、近年の災害時に用配慮者への避難方法など問題になっていますが、同じように避難後の体制や、資機材が必要になります。
そこで、現進行形でもある感染症対策(色分けゾーニング)や要配慮者にも可能な体験展示、長期避難には欠かせない『災害関連死』不可欠となる常設型保健室(被災者用)。子供の心のケア等、福祉に特化した体験ゾーンです。
もちろん宇治市は、10年前に大きな水害を体験してからシンポジウムを通じて、宇治市市長が市民全員にタイムライン作成を宣言されました。宇治市を9地区に分けてハザードマップから見えてくる避難者カードづくりなど、参加市民に解説作成の手伝いをいたしました。
実際、短い時間での説明ではミリがあるので、3年計画で進めていくことになっています。もちろん3年以内に災害が起きない保証はありませんが、少しでも市民に伝えるお手伝いが出来ればと思います。
参加 応援
磯井防災士(宇治市) 三浦保健師(保健室)
林 防災士(宇治市) 京都文教大学消防防災サークル・イーサポ
中村防災士(京都市) 学生 2名(子どもエリア)
大川防災士(京都市)
松本防災士(宇治市)