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2022/07/27

青森県支部 地域防災学習会

NPO法人青森県防災士会むつ支部

 令和4年7月17日に、むつ市指定避難所になった大畑町のお寺「大安寺」にて、「あなたと大切な人を守るために大畑町の豪雨災害から学ぶ防災学習会」と題して、昨年8月9日から10日にかけての豪雨災害に遭った大畑町地域住民の参加をいただき、むつ支部においては第2回目の地域防災学習会を開催いたしました。

 ・第1部「時系列で振り返る令和3年8月むつ市大畑町の豪雨災害」と題しての座談会
 当時の「気象情報」「避難情報」を基に振り返り、第1部終盤にリモート参加のNHK青森放送局アナウンサーの北向 敏幸氏から当日の報道やdボタンの活用法をお話しいただき、同じくリモート参加の香川大学地域強靭化研究センター特命准教授 磯打 千雅子氏より、ここまでの座談会を聞いてのアドバイスをいただきました。

 ・第2部 講演「地域の防災をステップアップ - 西日本豪雨災害の教訓を踏まえて-」と題してリモート参加の香川大学地域強靭化研究センター特命准教授 磯打 千雅子氏より、第1部に関するアドバイスと「西日本豪雨」「防災おやこ手帳【当日来場者のみ配布】」に関して講演をしていただきました。

 ・第3部 グループワーク「私と大切な人が助かるために何ができる?」をテーマにグループに分かれてそれぞれの意見を付箋にそれぞれが書き、模造紙に貼りました。

 最後に、各自がアクションシートに行動宣言を書き、それを写真に撮り最後までリモート参加の香川大学地域強靭化研究センター特命准教授 磯打 千雅子氏より特徴点をまとめていただき参加者で確認して、終了いたしました。

今回の学習会の特徴
・豪雨災害での避難に特化し、自分が行動することに力点 ・地元中心の登壇者と参加者
・リモート参加を取り入れたこと
・専門家のリモート参加ができたこと
 1. 磯打 千雅子氏 香川大学地域強靭化研究センター特命准教授
           防災おやこ手帳の監修者
 2. 北向 敏幸氏  NHK青森放送局コンテンツセンター アナウンスエキスパート

テレビ当日の災害報道と、dボタンを活用しての災害情報の入手法
 ・当時の気象資料・避難情報の印刷物
 ・みんなで作るあの時の記録【令和3年8月むつ市大畑町の豪雨災害の状況と行動記録】
 ・防災おやこ手帳(第1弾、第2弾の各1部、会場参加者)
 ・Zoom参加者は第1部から第2部迄のリモート参加のみ
 ・アクションシート(第3部参加者のみ)

 ・後援:むつ市
 ・会場提供:大畑町 大安寺(むつ市指定避難所)
 ・会場参加者:71名
 ・リモート参加者:8名
 ・第3部グループワーク参加者:約40名
 ・スタッフ:10名 

参加者の特徴
 ・大畑町 町内会 消防団 自主防災組織
 ・むつ市内住民
 ・青森県防災士会弘前支部
 ・むつ市役所 防災安全課 大畑庁舎 消防署