2023/02/08
長野県支部 避難所における食の支援に関する意見交換会(大町会場) 活動報告書 11/17
大町市 青柳 義人
大町会場で行われた意見交換会の活動報告を致します。
参加者総勢21名+パネリスト4名で11/17(木)に開催されました。
配布された資料を基に(同様の内容をプロジェクターにて投影)それぞれ関係するパネリストが進行し、序盤に長野県災害派遣福祉チーム(災福ネット)の橋本さんが近年で発生した大規模災害(令和元年台風19号災害)での避難所運営の状況を講演して頂きました。
特に今回の議題である「避難所での食に関する支援」で数々の問題点も課題として残り、それらをどう次に活かしていくかなどを講話しました。
我々が学んできた、「自助・共助・協働」が避難所運営では基本だと橋本さんも仰ってましたが、やはり目についたのが「依存」だということ。
緊急時の一時的とはいえ築いた避難者同士の絆を崩したくない精神的負担からの理由と、避難生活では何もしなくてもボランティアが食事を用意してくれて生活支援物資も配給してくれる、これに頼り切って「自助」をしなくなる避難者が目立ったと仰ってました。
後半は、実践的意見交換ということで、5班に分かれ班員同士互いの意見を付箋に書き、模造紙に貼りだしていくというスタイル。
それぞれの班に防災士が1名入る班分けで私の1班には大町市危機管理課主査、池田町危機管理対策室の対策官、小谷村社会福祉協議会事務局長、長野県栄養士会理事が班員としておりました。食に関わる内容である為、行政側での備蓄内容に対して栄養士が補足やコメント、防災士の立場で私も補足意見などを取り交わしました。
意見交換会でのオフィシャル資料ではありませんが、池田町危機管理対策官の山本さん(元職は北アルプス広域消防本部消防吏員)が管理している池田町の非常用物資備蓄表(飲食物は除く)を頂きました。
以上、報告致します。