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2022/10/17

長野県支部 大町市「避難所開設・運営訓練」の実施

大久保 隆志 (長野県支部長)

令和4年6月18日、大町市仁科台中学校が指定避難所となっている地区の自治会役員・防災会役員の皆さんが、実際の避難所で訓練いたしました。
支部会員の防災士5名と市内防災士3名の計8名の防災士も参加して共に学びました。
新しくなってからの中学校に初めて入った方も多く、実際の体育館の大きさや施設の状況、周囲の状況も確認できて、とても有意義であったと思います。
今回は、震度5強の地震発生という想定でしたが、参加者には「自宅にいるとき時に発生して、自身と家族の身を守った後、自宅の必要な措置を講じてから、非常持ち出し袋を背負って外に出て、隣近所への声掛けもしながら避難してきた」という具体的なイメージをしていただきました。
「自助」と「共助」の重要性、ヘルプカードの説明もしながら訓練を始めました。施設の開門・開錠、使用する場所の確保・設備物資の確認、受付設置、避難所の受入れ、市災害対策本部への報告、組織の立上げ、物資の受入れまでを行いました。
防災倉庫からの物資として、パーテーション・テント・段ボールベッド、簡易トイレを受入れて、全員が組立を体験いたしました。
市役所にお願いして「災害用特殊公衆電話」も設置していただき、設置場所や使用方法の確認も行いました。
6月1日、3日に机上での避難所体験訓練を開催しましたので、本日の訓練は、連動した形での開催となり効果性の高い訓練となりました。

詳細は、NPO 法人日本防災士会長野県支部ホームページをご確認下さい。

1_大久保隆志支部長
2_会場の様子
3_訓練の様子
4_訓練の様子