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2022/11/16

愛知県支部 会報誌28号 秋だより「防災の日に思う」全13頁

NPO法人 愛知県防災士会 理事長 寺島一徳

 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
日頃は愛知県防災士会の活動に格別なご理解ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
 新型コロナウイルス「第7派」により、感染者の爆発的増加で1日の新感染者数が多くの地域で最多を更新し、全国で20万人を超える日が多くあり、厚生労働省は4回目接種の対象となっている高齢者・医療従事者などへ新型コロナウイルスのオミクロン株対応のワクチン接種を新製品に切り替えることになりました。「第8波」に備えての対策が進められています。
 さて、9月1日は「防災の日」、皆様もご存じのとおり、1923年9月1日発生した関東大震災により、「災害ついての認識を深め、これに対処する心構えを準備する」ために、1960年に制定されました。
 今春から「地理総合」が高校生の必須科目になったと、中日新聞に記事が掲載されていました。背景には従来では考えられない、災害の多発化、激甚化が有り、「過去を学び」発生した災害を教訓に自然災害の怖さを知り、命を守るため、自ら置かれた状況や実情に合わせ、最善な行動が出来るように、「地理総合」に見込まれている学習の在り方にほかにないと、締めくくられています。
愛知県防災士会も「過去の災害に学び」少しでも多くの方に災害時の防災意識を高める啓蒙活動を続けてまいります。