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2022/12/15

奈良県支部 災害時通訳・翻訳ボランティア養成研修 11/27

<報告者 小山防災士>

令和4年11月27日(日)奈良県立国際高校において、奈良県外国人支援センター主催による「災害時通訳・翻訳ボランティア養成研修」が開催されました。講師として招かれた奈良県防災士会からは15名が参加し、通訳・翻訳ボランティア、国際高校の生徒、関西外国語大学や奈良先端科学技術大学院大学の外国人留学生、地元自治会関係者など総勢77名を対象に研修は行われました。
前半は国際高校2年生で生徒会長を務める大西理文(おおにし よしみ)さんが「災害時 あなたはどうする?〜What do you do when a disaster happens?〜」と題し、英語スライドを用いて講演を行いました。
大西さんは高校のゼミで「地震意識を高めよう」をテーマに研究をされており、過去の災害事例を取り上げながら「日本は世界有数の地震大国である」ことや「南海トラフ巨大地震では奈良県でも相当の被害が想定されている」ことや「地震対策の大切さ」などをお話しされました。後半の奈良県防災士会による実技訓練では、参加者は5つのグループに分かれて「水運搬」「非常用トイレ体験」「非常持出袋」「地震時危険箇所クイズ」「ブロック塀倒壊体験」の5種類を順に体験しました。各ブースともに担当防災士は工夫を凝らして実技指導を行い、ふり返りの時間で何人もの外国人留学生が「It was very fun. (とても楽しかった。)」と感想を述べていました。
研修後のアンケートでは「高校生の生徒さんが熱心に取り組んでおられるので、感激、感心しました」「防災士の方々の説明がとても分かりやすかったです」「演習を実際に体験することで、リアルな感覚をつかむことができた」「Please, organize more of these.(このような研修をもっと開催して下さい。)」などの声が寄せられました。
本研修の様子は11月29日(火)放送の奈良テレビ「県民フラッシュ」で紹介され、奈良県庁広報広聴課ナラプラスでYouTube動画がご覧頂けます。

https://www.youtube.com/watch?v=lexh2-xWMjY

最後に、非常持出袋のコーナーでご協力頂いたWEBアンケートの結果を添付します。