2023/01/21
千葉県支部 マンション防災・地区防災計画・事務局長の実践から 11/11
日 時:2022年11月11日(日)20:00~21:10
タイトル:マンション防災・地区防災計画・事務局長の実践から
場 所:Zoomミーティング
講 師:日本防災士会千葉県支部事務局長 濱本 武将
(自治会長・青少年育成会会長・避難所運営委員長・夏祭り実行委員長・県立特別支援学校 司書教諭、新聞社通信員、防火・防災管理者)
参加人数:12名(日本防災士会千葉県支部会員)
冒頭に、参加者全員が、自己紹介をして一言発言をした。新たに防災士会に入会された方、マンション防災に取り組んでいる方、仕事を通して防災活動をされている方、千葉県内の様々な地域から参加していた。
【プレゼンテーションの内容】
NPO法人日本防災士会ホームページに用意されているプレゼンテーション資料をカスタマイズした内容を通して話題提供。地域の特性などを話題提供者自身の10年間実践しつづけている自治会長、青少年育成会会長、自主防災組織会長、避難所運営委員長、夏祭り実行委員などの実践を通して話題提供があった。
地域特性では、千葉県の様子について、日本防災士会千葉県支部事務局長として千葉県全域に関わってきた内容を述べた。NPO法人日本防災士会と協定を結んでいる大阪大学作成の「災救マップ」を九都県市総合防災訓練千葉市会場、千葉県会場会場、千葉県庁、各市町村などで展示、説明会などを通して得た情報などを話した。
船橋市の様子では、最近市役所職員から説明を受けたハザードマップの見直しについてまず、述べた。また、船橋市総合防災訓練、ふなばし防災フェアなどでの行政と防災士が一丸となって取り組んでいる例を話した。また船橋市では、自主防災組織に1名、防災士になるための6万円を助成していて、私自身もそれで防災士になったことを話した。
マンション近隣の様子では、小学校が4校、中学校が1校、消防署、交番、防災備蓄センター(災害時輸送拠点)、県立公園などがある。県立公園は無線基地があった高台の場所で、夏祭りを戦後から実施。マンションから避難できる場所がたくさんあり、避難所運営委員を近隣自治会の方と分担して行っている。隣のマンションにも防災士がいる。夏祭りは、近隣小学校4校のおやじの会、吹奏楽部などが協力して実施。5000人程度集まり、仲間意識がたかまり、避難訓練の時も、顔見知りの人が多くなる。
質疑応答を20分程度行い、それぞれの考えを述べたり、様々な悩みなどが出たりした。マンションならではの独特な取り組みなどについても話し合うことができた。前回話題提供していただいたNHK職員からも、NHKで実施している防災についての話を伺えた。