2023/02/25
長野県支部 県危機管理防災課主催 「避難所における段ボールベッド設置・体験研修会」に参加 11/30
支部長 大久保隆志
令和4年11月30日、長野県総合教育センター講堂(塩尻市)にて、県の出先機関担当者、市町村の防災担当者、日本防災士会長野県支部(7名)が参加して開催されました。
(一社)避難所・避難生活学会 常任理事 水谷嘉浩 氏による講義のあと、避難所のゾーニング(計測、マーキング)したうえで、ダンボールベッド搬入、組立、設置を参加者全員で行いました。ゾーニングの8割は平時に行い、2割は現場判断で臨機応変に行うことが大切だということでした。
長野県TKBスタンダードの取組【T(トイレ、シャワー)、K(栄養に配慮した温かい食事)、B(寝床の確保)】の中での研修会でした。ダンボールベッドは今現在、普及の過程であり、その種類は非常に多くなっています。実際にダンボールベッドを備えていない自治体も多くありますが、県は東日本段ボール工業組合と協定を結んでいますので、大規模災害の際は搬入されることになります。
今現在は市町村によって資機材がバラバラでやり方も違います。
少子高齢化が進み、マンパワーが不足していくことや近隣への支援にまわることを考えても、県内で標準化していく必要性を感じます。
防災士もそういう状況を理解したうえで、対応していけるスキルが求められると感じました。