茨城県東茨城郡　避難所開設運営研修会を担当 9/21

茨城県　西村 正夫

9月21日に地元常北公民館から依頼があり、避難所開設運営研修会を担当致しました。その模様が、城里町「広報しろさと」11月号10頁に掲載されましたのでご報告致します。（詳細は下記）

～「楽笑長寿くらぶ」避難所開設・運営研修会を開催～
過日9月21日（水）午前10時～正午に「楽笑長寿くらぶ」の防災教室として「避難所開設・運営研修会」を常北公民館大会議室で開催した。
同教室は、令和4年度常北公民館定期講座を受講されている「楽笑長寿くらぶ」希望者が22名（男性3名、女性19名）が参加して行われた。受講者の大半が女性という地域性や現状を反映した参加状況となった。
内容としては、はじめに「避難所に関する基礎知識」として、避難所開設の原則はじめ避難所に求められる機能、新潟中越地震や東日本大地震等における避難所の現況写真などを介して避難所に関する基礎知識を学んだ。
小休憩を挟んで、その後、ワークショップ1「避難所の部屋割り」研修を行い、各班毎に受講者同士の意見をまとめて部屋割り案を作った。それを基に、代表の数班から「部屋割り（案）」を発表した。更に、発表とは違う案を考えた班からも意見を求めて情報を共有した。その後も同様の流れで、ワークショップ2「避難所生活のルール作り」の研修を行った。
参加者のアンケートからは、本教室について、とても良かった、良かったとの回答が100％で、本教室の内容が地域の防災・減災活動の参考になったかの問いには、とても参考になった、参考になったとの回答が100％であった。
内容的にも複数回答可ではあるが、避難所の開設運営に関する概要が75％、避難所の生活ルール作りが55％と大好評であった。
更に、今後の開催を希望するかの問いには、是非希望したい、希望したいとの声が90％であり、関心の高さを実感させられた。