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2022/09/22

長崎県支部 杉本伸一氏が防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞

杉本伸一氏(長崎県支部幹事)が令和4年度 防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞されましたので報告いたします。(受賞式は9月13日)

功績概要
氏名: 杉本 伸一
職業: 雲仙岳災害記念館館長
功績: 氏は、雲仙普賢岳噴火災害時の島原市職員として火山防災の実践に基づき、内閣府火山防災エキスパートとして、日本各地の自治体などにおいて、防災講演活動や避難訓練、避難訓練の企画などにも参画し、火山防災に大きく貢献す るとともに、内閣府の「噴火時等の避難に係る火山防災対策懇談会」「災害遺構 の収集及び活用に関する検討委員会」などの委員として、火山防災や災害遺構の保存活用について的確な助言を行っている。
また、雲仙普賢岳における災害遺構の保存でも中心的な役割を果たし、その災害遺構を活用した取組は、氏が事務局長として携わり島原市で開催した二つの国際会議、火山都市国際会議、ジオパー ク国際ユネスコ会議において、国際的にも大きな評価を得ている雲仙普賢岳にお けるこのような先駆的な取組はジオパークの普及活動の中に防災を取り込んだ活動として全国のジオパークに普及を行っているが、特に東日本大震災の被災地である三陸ジオパークの、日本ジオパーク認定に多大な貢献を行っている。
さらに、市民や防災担当者などへの講演会等に加え、新聞テレビ等の仕事も多く、噴火災害の脅威と防災対策について、分かりやすく説明し、火山地域での備 えとして火山に対する知識と危機管理意識の重要性を、積極的に啓発する活動を行っている。
以上のとおり、火山防災の専門家として幅広く活躍し、防災思想の普及における貢献度は多大である。

尚、授賞式の写真は長崎県を通じ首相官邸の許諾の下、内閣府防災HP掲載より使用しています。